オーディオブックについて
もともと読書はとても好きなのですが、最近、移動中や家事中でも読書を楽しめるように、オーディオブックを試してみました。以下に感想をまとめますので、参考にして下さい。
1.オーディオブックとは
ここで「オーディオブック」と呼んでいるのは、書籍などを朗読した音声コンテンツです。要は、本の朗読を音声で聞けるので、スマホなどに入れて耳から小説を楽しめたり、記事を聞いたりできるわけです。
2.どこが便利なの?
上記の通り、耳だけでコンテンツを楽しめるので、他のこと、例えば歩きながら、家事しながら、本を楽しめます。私は、散歩中や掃除中、料理中などに聞いています。
寝る際に聞くのもお勧めで、サービスによっては一定時間が過ぎたら朗読を止めるタイマー機能があるので、寝落ちすることを前提に利用できます。
ほかにも、筋トレしながら使う人も多いと思います。とにかく、視覚を奪われないので、他のことと同時並行で本を「聞くこと」ができるわけです。オーディオブックを上手に使えば、コンテンツを味わえる・書籍からの情報を摂取できる時間が大きく増えると思います。
3.おすすめのサービス
私は、次の三つのサービスを利用しましたが、それぞれ一長一短あります。
(1)Audible
Amazonが提供するサービスです。私は今これをメインで使っています。
<利点>
・スマホ向けのアプリがあるのですが、その使い勝手・安定性が抜群(ただし、後に述べる通り、アプリ内購入ができない点は要注意)。
・小説や洋書の品ぞろえが豊富。
・月に1500円の支払いが必要で、その代わりとして1コインという、好きなオーディオブック一冊と引き換えられる権利が与えられます。このコインは、1500円以上の商品にも使えるので、月に一回はそれなりの長さのコンテンツを聞く人にとってはお得です。
※コインを使わない場合、個別にそれぞれのオーディオブックの料金を支払う必要があります。
<欠点>
・日本語の小説以外(新書やビジネス書、実用本)のコンテンツが少ない印象。
・上記の通り、少なくとも毎月1500円の支払いが必要なので、あまり使わない人には不利。
・アプリ内でコンテンツ購入ができない。アプリでは、購入可能なコンテンツの閲覧はできるが、実際に購入するにあたっては一旦Webページまで飛ばねばならず、正直面倒。
(2)audiobook.jp(旧FeBe)
オトバンクが提供するサービス。日本語コンテンツが多く、使いやすいです。実質、Audible対Audiobook.jpとが現在日本市場でしのぎを削っているといってよいと思います。
<利点>
・日本語コンテンツ豊富。
・月額料金がかからないプランも選べる(利用が少ない人は、必要最低限の出費で済む)。
<欠点>
・アプリは、AudibleやApple Booksの方が使いやすい印象(これから改良されると思いますが)。
・洋書がない(多分)。
AppleがiPhoneやiPadなどで提供しています(アプリ形式)。一部の作品をAudiobook.jpから提供してもらっています。
<利点>
・AppleIDと紐づいているので、iOSからの利用・購入がスムーズ(他サービスのように別途の会員登録不要)。Apple純正のアプリなどで挙動もとても安定&サクサクしています。
・日本語、洋書ともバランスの良い取り揃え。
<欠点>
・当然ですが、iOSを使っていることが前提。
オーディオブックは一回使い始めると、非常に便利です。皆さんに合ったサービスを選ぶ際の参考になれば幸いです。